ファンタジー的経済

暑すぎて何にも出来ない日々・・・
効率悪過ぎなんで今日はクーラーを買いに行ってきます。
基本的にはクーラー苦手なんで最後の手段。


読了
■老人と宇宙／ハヤカワ文庫／ジョン・スコルジー
以前からSF業界で話題だったブログ小説の単行本化。
つまり一般には話題になっていないとも言う・・・
内容は簡単。
75歳のおじいちゃんがCDF（コロ二ーディフェンスフォース）へ入隊して肉体強化、平行宇宙をまたにかけて『スターシップトゥルーパーズ』をやる話。
随処にアメリカンなジョークを散りばめつつ、今日もおじいちゃんは異星人と殺りあいます。
全体的に盛り上がりには欠けますが、とても読みやすくまとまっています。
ポイントはおじいちゃんのトークと色々出てくる宇宙人の生態。
自分のナビゲーションシステムにクソッタレとか名前を付けちゃうところがラブリー。
機動キーが｢おいクソッタレ｣、終了キーが｢うせろクソッタレ｣

■DDD2巻／講談社BOX／奈須きのこ
年末には『空の境界』も映画化決定、奈須きのこの新刊。
面白いとか詰まらないとかとか別の次元で好きな作家です。
今回それを再認識。
前半はちょっと悲しい話でテンション抑え目。
その分後半からの掛け合いはハイテンションで秀逸。
吸血鬼の兄ちゃんは今後気になるキャラです。
あの名前は妹か姉なのか？きのこ的には全く関係ナシとかもありえるか？カナタの手記参照。
クトゥルフファンは新しい仇名でニヤリ。
とりあえず読んでない人は読むと吉。


表題の件、『狼と香辛料』の貨幣をちょっとまとめてみた。
・トレ二ー銀貨（最も登場する貨幣、主人公の生活圏では結構信用がある）
1枚の価値＝テンの毛皮1/2枚前後＝林檎20～30個前後＝胡椒1ｇ

・リュート銀貨（2番目に登場の多い銀貨、小銭代表）
1枚の価値＝ハチミツを塗ったパン1個＝大人2人分のパン+林檎果汁を薄めたもの1/32＝粉挽きの手間賃1/5　
40～50リュート＝1トレ二ー？

・イレ－ド銀貨（あんまり出てこない）
1枚の価値＝トレ二ーほど価値はない、パン一個買っても嫌な顔をされない。20～30リュート？

・リュミオーネ金貨
1枚の価値＝トレ二ー銀貨34枚前後

かなり曖昧な所が多い。
嗜好品は高くて日用品が安いのは基本としてもリュート銀貨の価値がよく分んない。


画像はHPのDM作ってみた。