例のごとく面白かった本を紹介。
友人などからのレスポンス一切無し。
そんなに読んでる本に隔たりがあるのか・・・
だがそれがいい!
メモ代わりにどんどん行くよ!
●零式/ハヤカワJA文庫/猫沢めろん
「左巻キ式ラストリゾート」の作者の新作。
前作はセカイ系ピチガイエロ小説。
なんていうかジュブナイルでモラトリアム?実験作品て感じ。
なぜかこのミステリーがスゴイみたいな雑誌で紹介されたりしてます。
正直読む人を選ぶ、俺は途中で気持ち悪くなりました。
今作は一転して架空戦記モノ。
第二次世界大戦後の未来の日本人都市が舞台。
時代遅れの原始駆動機で、超伝導バイクに勝つことに固執する主人公。
亡き天子様に瓜二つの少女。
2人の出会いが運命という大きな壁を打ち砕く!みたいな内容。
面白かったです。
正直、話のネタとか思ってましたがテンポがやたらと良いのでサクサク読めます。
初めさえ乗り切れば後は異常なテンションラストまで直行。
ジジイ萌え。
●新興宗教オモイデ教/ガガガ文庫/原田宇陀児
大槻ケンヂの同名小説のリメイク版。
作者はLeefの「雫」ってゲームの同人をやっている時に、Leefの目に止まり
「WHITE ALBUM」のシナリオを書いた人。
「雫」自体が大槻ケンヂのオモイデ教に、相当影響されていたらしいので
この繋がりは何か因果を感じます。
作品自体は思い入れを別にすると設定がだいぶ古臭い。
面白いですが予備知識が結構必要かも。
俺と同じ世代の人はいけると思う。
毒電波。
そんな感じでした。
イラストは以前書いた落書き。
何となくウェイトレス。