年末です。
いよいよ忙しくなってきました。
更新もサボりぎみになりそうなので頑張らないとね。
最近、職場の同僚に借りて庵野秀明版「帰ってきたウルトラマン」を観ました。
1983年、庵野秀明が大学生時代にDAICONっていうアマチュア特撮サークルで撮った作品なんですが
今見てもかなりレベルが高い。
俺はウルトラマンはあんまり詳しくないんですが、ウルトラマンに対する当時の人々の愛情や現在のガイナックス作品にも通じる遺伝子みたいなものを感じて大変楽しめました。
限定品らしいので手に入りにくいかも知れませんが、興味のある方は是非!
物作りの楽しさを思い出させてくれますよ。
考えてみると最高のウルトラマンごっこだよな、あれって・・・
今週の読了、最近ラノベ率高め。
あとラノベを軽文学って表現するのはちょっといいなと思った。
■SHINO-シノ-支倉志乃の敗北/富士見ミステリー文庫/上月雨音
「ゴシック」にしろ「しずるさん」にしろミステリーだと思って読むと肩透かしを食らうこのレーベル。
今回は第二部のスタートで志乃ちゃんの内面にスポットを当てていくみたい。
まだ触りなんで何とも言えませんが、内容の薄い一冊でした。
好きなシリーズだけに残念。
複線は張りまくりなので次回に期待。
■円環少女⑥ 太陽がくだけるとき/角川スニーカー/長谷敏司
この作者「戦略拠点32098 楽園」からのお気に入りなのですが、
最近さらにシリアス度がアップしていい感じ。
東京テロ編もやっと完結。
主人公の坂道を転がり落ちる様がたまりません。
ハッピーエンドにはならないとは思っていませんでしたが、「これからの不安を掻き立てられるが
とりあえずは日常」みたいなラストは秀逸。
正直、今回で完結でもいいんじゃないかと・・・
ここからの展開によって名作になるか、駄作になるか決まりそう。
個人的にはまた「天になき星々の群れ フリーダの世界」みたいなSFもまた読みたいです。
■太陽の簒奪者/早川J文庫/野尻抱介
昔、富士見ファンタジアで「ロケットガールズ」を書いていた作者さんの新刊。
最近はSF業界でかなり評価されています。
SF的な表現とラノベ的なキャラ描写のバランスが良いです。
ミステリーとラノベの融合を果たした森博詞的なポジション(かなり個人的見解ですが・・・)として頑張ってほしいです。
内容はSFでは基本の異性人とのファーストコンタクトモノですが、表現の上手さと展開の面白さはSF好きじゃなくてもきっと満足の内容。
最近のベストヒットです。
■沈黙のフライバイ/早川J文庫/野尻抱介
上記の作者の短編集。
どれも長編にしてほしい位の完成度でとても楽しめました。
特に最後に収録されている短編は、小さい話なんですが上手くまとまっていて面白かった。
後日談が気になります。
こんな感じ。
とりあえず皆SF読め!
そして呑みに行くぞ!
イラストは「シフト 世界はクリアを待っている」より。
何となく読み返してまたハマってます。
俺のセラのイメージはこんな感じ。
絵にすると変な感じ。
でもセーラーで眼帯で三編みでモーニングスターなんだもん。