またまた久しぶりの更新。
先週はずっとクライアントの会社に出向してたので、精神的にボロボロです。
人に教えたりするのニガテ・・・
電車移動が多かったので、本が読めたから差し引きゼロってことで。
面白かった映画
■ノーカントリー コーエン兄弟制作
アメリカとメキシコの国境付近を舞台に、麻薬の取引現場から大金を持ち逃げした男とそれを追う殺し屋がメインのロードムービー。
特に派手な演出はないが、その分殺し合いがリアル。
主人公も殺し屋も目ヤバイのがとてもよかった。
ちょっと鬱映画なので注意!
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ポール・トーマス・アンダーソン監督
20世紀初頭のアメリカ南部が舞台。
石油採掘の山師が事故や宗教、利権など色々な問題に苦しめられる話。
人間の影の部分がいい感じに描かれていると思います。
「やった人間は忘れてても、やらてた方はいつまでも忘れないんだよ」の良い例。
これもかなり鬱映画。
DVD特典に当時の写真が載ってて面白かった。
面白かった本
■迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く GA文庫 林亮介
和製ウィザードリーの文庫版三冊目。
ついにクライマックス間近!
今回は人物描写に重点を置いているので、アクションは控えめ。
しかしその分、次を期待させる展開が随所に。
4巻が待ち遠しい作品です。
あとWeb公開版と内容が微妙に違うので、Webで読んだ人にもおススメ!
■イン・ザ・プール 文春文庫 奥田英朗
深夜やっている「空中ブランコ」ってアニメの原作。
精神科医伊良部シリーズ。
一話ごとに違う症状の患者が出てくるブラックジャック方式。
伊良部のとぼけたキャラクターが面白い。
原作もアニメの両方おススメ!
■アーカム計画 創元推理文庫 ロバート・ブロック
創元推理文庫で過去作品の復刻フェアみたいなことをやっていたので購入。
邪神は本当に存在して、ラブクラフトはその警告として小説を書いていたんだ!みたいなMMRノリの小説。
HPラブクラフト好きの作者が、やりたい事をやった感じの作品。
クトゥルフ作品を知らない人は、完全に無視の引用がクールです。
ラブクラフト全集を読んだあとに読むと10倍楽しい。
■這いよれ!ニャル子さん3 GA文庫 逢空万太
萌えクトゥルフ小説の3弾。
ネタ切れなのか、クトゥルフネタがどんどんマニアックになっていくのが、逆に良い感じ。
ここから中高生がクトゥルフに興味を持ってくれるとオジサンはうれしい。
別にキャラの掛け合いがあれば、ストーリーとか要らないのですが
今回は何か引きな感じで終わってしまった。
大目的はいらないから、小目的だけをちまちま潰す感じで長く続くといいなぁ。
こんな感じ。
イラストはちょっとゴシックポップな感じで初音ミク。
同僚でハマッている人がいるので、彼に捧ぐ。
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